インフルエンザとビタミンD

ビタミンD??風邪予防はビタミンCじゃないの?
そう注目すべきは「抗菌ペプチド」です。「ディフェンシン」「カテリジン」は抗菌ペプチドとよばれ、ヒトの皮膚、気道、腸管などにあるいわゆる天然抗菌物質で、ウイルスや細菌感染から防御します。ビタミンDは抗菌ペプチド産生に重要な役割を果たしている事がわかっています。
ビタミンDは、皮膚に紫外線があたることで作られると知られています。我々の祖先はその昔、紫外線浴び放題でしたが、昨今は紫外線を嫌う傾向が強く、ビタミンD合成が可能な夏場(5月〜9月)も紫外線を浴びれていません。結果として、現代人はとてもビタミンDが少ない状態で生活しているのです。
ビタミンDが足りなければ、カルシウム代謝もおかしくなる(骨粗鬆症)、免疫調整もわるくなる(アレルギー、自己免疫疾患)、前述のようにウイルスや細菌に対する抵抗力も低くなる。現代人の40%がビタミンD欠乏症であると考えられています。
僕みたいに一日中屋内にいる人間はD不足なのです。ですから僕は毎日ビタミンDのサプリメントを服用しています。
ではどのくらい服用すればよいのかと言いますと。
18歳以上の男女は4000IU(最大上限量)です。※妊婦、授乳中の方は量を控えてくださいね。
サプリメントと一日40分のウォーキング(日中)ができれば風邪知らずで過ごせるのではないでしょうか!!