カラダと心の養生

新しい受付スタッフが本日から入りました。研修中なので温かく見守って下さい。よろしくお願いします!

最近元気のない方やうつ傾向の患者さん多くいらっしゃいます。周りの環境も大切ですが食事や習慣で緩和もしていきたいです。今回はそんなカラダと心の養生をご紹介いたします。

●カラダとこころの養生
 幸福感は脳内モルヒネと呼ばれる物質が作り出すと考えられています。脳内モルヒネは沢山の種類のアミノ酸が必要です。アミノ酸には自分で作り足すことのできるアミノ酸と、自分では作りことのできない必須アミノ酸があります。そのため、バランスの良い食事をとらないと必須アミノ酸が足りなくなり、脳内モルヒネを作り出せないため、幸福感が得られにくいと言われています。幸福感を感じにくい人は、食事の内容を見直しましょう。
 特に、しらすや鰹節に含まれるフェニルアラニンや豆類に含まれるトリプトファンはとても大切な必須アミノ酸であるため、積極的に摂取しましょう。また、牛乳(カソモルフィン)、ほうれん草(グルテン・ルビスコリン)には脳内モルヒネの合成に必要な物質が多く含まれていることから、これらの食品も食べるようにしましょう。
 また、心を整えるためにも、日誌をつけることをお勧めします。日誌に1日の生活習慣とともに、その時の感情や事実をまとめて、自分自身を客観的に見つめ直すことが大切です。メンタルが弱くなっている人は、起きた出来事やストレスについて「悲観的」にとらえ、その悪い側面に注目して、「客観性」を失っています。大切なのは、感情ではなく事実であり、その「事実の明るい側面を見る(楽観的に解釈する)」ことです。そのため、メンタルを強くするには、「事実」と「感情」を分けてとらえることが大切です。