鍼灸ってこんな患者さんが来ます。

人体って不思議です。

そうならないことが多く。自然と一緒で想定外なこともたくさんあるのが人体であります。

体の不具合があると真っ先に向かうのは病院だと思います。あるご婦人が病院で腰から足にかけての激痛を診てもらったところ坐骨神経痛と診断されロキソニンが処方されました。しかしそれが効かないので今度はリリカとデュロキセチン(サインバルタ)という薬が出ましたがこれも効かず。最後にノイロトロピンが出ましたがこれでも激痛は一向に変わらなかったのです。藁をもすがる気持ちで鍼灸院に来られましたがベットに横になるのですら痛く、じっとしていられないくらいでした。

デルマトームという図から推測し治療を行いました。https://jtca2020.or.jp/news/cat3/dermatome/

鍼灸ではまずは痛みを緩和することが一番です。3回目の来院時には痛みが半減し、5回の治療で終了になりました。

もちろんこれはうまくいった例で✌️難治なものもたくさんあります。

ただあらゆる痛み止めで効かなかった痛みが0になったのは僕以上に患者さんがびっくりしていました。

当然こういった慢性の疾患は根治に至るまでにはいきませんが日常生活がまともにできるレベルへの回復はできる症例もあるので薬が効かなくて諦めている方の治療の選択肢となれば我々も嬉しく思います。