土用の丑の日

東洋医学では木・火・土・金・水という五行説があります。

これに季節を当てはめると(五季)春・夏・長夏・秋・冬となります。※長夏とは季節ではなく調節の時期(土用)を指します。

ここに東洋医学の面白いところがあります。

一年は365日です。これを5(季節の数)で割ると73日。さらに73日を4(四季)で割ると18日。

つまり、長夏(調節の時期)が18日あるということです。

季節は立春・立夏・立秋・立冬により始まります。それぞれの18日前から体はその時期に向けて変化していくのです。

ですから季節の移り変わりというこの時期は体も不安定なのです。

風習では土用の丑の日にはウナギを食べる。お灸を据える。うり、梅干し、うどんなど「う」の付く食べ物を摂ると健康になる

と言われています。それがちょうど7月20日ごろになるのです!

土用は夏だけではないですよ!そして胃腸の弱りやすい時期なのでご注意ください。