マインドフルネス

皆さんマインドフルネスという言葉を聞いたことはありますか?

これは一言でいえば「今この瞬間に集中する」こととされています。

仏教をルーツにもち、アメリカで心理療法として発展したマインドフルネス瞑想にはストレス低減や創造性向上の効果があるとして、

研修に取り入れる企業も増えてきています。



医療においてのマインドフルネス

病気や死がよぎる事が起こると人はネガティブ思考に陥ります。そんな不安やうつ状態の連鎖を断ち切ることができるのです。

まずネガティブ思考というのは脳が考えます。脳は勝手に考えさせると、過去を振り返って後悔のネタを探したり、将来のことを

考えて不安のネタを探したりします。マインドフルネスを伝えたティグ・ナット・ハン氏の言葉に「過去は記憶だし、未来は想像でしかない

。命に触れるのは今ここしかない」と言っています。つまり「今ここに集中しましょう」ということです。



まずは自分の好きなことに夢中になる!

好きなことがなければ、草取り、お風呂のタイル磨き、写経、自然散策、ロウソクの炎を見つめるなどが良いと思います。


集中して、あとは流れるままに・・・



しかし無心になろうとする時に、必ず雑念が浮かびます。雑念はこの写真の雲のように、浮かんでは流れて消えてしまいます。

だから、雑念が浮かんだら、それを自分で手元に持ってきて考えるのではなく、流しましょう、見つめましょう。その心の持ち方が

マインドフルネスなのです。何かに集中できる方法を1個つくる。そのあとは雲が流れるように、雑念が浮かんでも手に取らない、

眺めている、ということです。


つづく