覚悟

医師の日野原先生が105歳で亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。
生涯現役を貫き通したその心意気は凄まじいものです。
やはり『覚悟』があったからでしょうね。

覚悟とは以下の四つが付きまといます。
・面倒
・複雑
・責任
・批判
ですから現役という覚悟を持って決断した日野原先生は素晴らしいと思います。

昨日はある場所が慢性的に痛む方が2回目の来院でした。
“全く変わりません”と訴えて諦めモードです。「鍼は治らん、もうだめだ・・」と思い込むのです。
僕の経験では必ず治る症状なのです。今後の治療計画をしっかり説明しました。
治療継続を促すも決断は本人の意思に任せます。
患者さんは鍼治療に覚悟を持って臨むことが必要と思います。
そして治らないと思い込む思考が治癒過程を阻害しているので思考の変換も必要です。


やはり信じて決断して臨む。そこに結果がついて来るのではないでしょうか。