痛みの治療

痛みの治療に関して鍼灸治療をする時僕たちは筋肉や骨格を考えて
支障のある個所に鍼をすることもありますが、遠隔点といって関連する
遠隔部位にあるツボを利用してその痛みを取り除くこともあります。

西洋医学的に言えば、トリガーポイント。
東洋医学的に言えば、経筋治療。

トリガーポイントとは「引き金」triggerと「点」という意味のpointから成る言葉で、
「筋肉の痛みの引き金になる点」です。つまり、実際に痛みを感じている場所とは
関係ないところに原因となる部位のことをいいます。
※しかし!!西洋医学では筋肉の痛みに関してあまり取り上げません。西洋医学では
筋肉は運動を行う運動器官としての役割は重視されますが、痛みを感じる感覚器官
としての役割はほとんど強調されていません。

経筋とは
東洋医学では全身に365のツボがあり、そのツボを線上にした経絡というものがあります。
経絡に関わる筋肉を経筋と呼びます。痛みのでる経絡のツボを刺激すると強い痛みがあり
そこが治療点とあります。

本日肩を上げると痛みが出る方の親指にあるツボで全く痛みが消失しました。
同じ症状でもこの治療が全ての方に有効というわけではありませんので
診察が必要ですけどね。