炎症

顆粒球ってご存知ですか?
血液検査の項目にある好酸球、好中球、好塩基球というものです。
その90%以上が好中球です。
好中球は細菌など大きな異物が侵入すると真っ先に駆け付け細菌をやっつけます。
この時に活性酸素が多量に発生します。この活性酸素が正常な細胞まで影響し
炎症やダメージをうけるのです。

ストレスで吹き出物がでる。胃潰瘍になる。過敏性大腸炎。円形脱毛症・・・など
ストレスで炎症を起こして起こる病気はたくさんあります。
実はストレス状態が続くとこの顆粒球が多くなり無駄な炎症を起こしてしまうのが原因です。
自律神経の交感神経が緊張するとアドレナリンがでます。顆粒球はアドレナリンをくっつける
受容体といものがあるのでアドレナリンが増えると顆粒球も増えるというのが仕組みです。

鍼灸治療に来院される方はストレスにより交感神経が高まっている方が多く見られます。
鍼灸はこの高ぶりを抑制することができます。
次回はその事を書きます。

昨日39歳を迎えました。三十代最後の良い年にしていきたいです。