開業当初から通院されていらっしゃる89歳の男性。今年で90歳になられます。

初診は腰の痛み。整形では脊柱管狭窄症と診断され何十年も通って電気治療やけん引療法を受けていましたが一向に変化なし。

60歳の定年から今日まで毎日2回のウォーキングを日課にされています。

当初（9年前）腰の痛みを改善し普通に歩けるようにと、鍼灸治療を開始しました。

治療開始3カ月でだいぶ良くなり、ウォーキングを通常通り再開することができました。それ以来支障をきたす腰痛は再発していません。

何が言いたいかというと

『継続』して自らウォーキングを続け、健康維持をされているということです。それに加え鍼灸治療の継続です。

本来症状治すものではなく治るものなのです。

これは腰痛に限らず、高血圧や糖尿病など生活習慣病にも当てはまります。

「寝る・食べる・動く」を正常に意識し活動していれば治るものです。そのバランス（心身）を整えるのが鍼灸です。

どんな疾患も医者任せにしていると本当の意味での治癒にはたどり着かないでしょう。

そう、自然治癒力にまさる薬はありませんから。