なぜ治らないか？？　それは治る状態ではないからです。

鍼灸治療は治る状態を作る医療です。

治る状態になると自然と回復します。問題は治る状態にほど遠い場合です。これには環境や食事が大きく作用しています暴飲暴食、偏食、運動不足、ストレス生活、薬漬け、病気が進行しているもしくは癌や骨の変形などの器質的病変がある方など。体質改善には年単位の通院が必要です。本来ならそれらをもたらす社会環境の変化が必要です。それに個人の考え方でも大き影響します。例えば自分の症状が気になりネットで情報を過剰に調べる人は『不安』ばかりが募り回復しづらいです。また、治らないと決めつける頑固な人や過去の出来事が影響していると固執する人もよくありません。

治療で考えると病気は心身のバランスを整える事。それは、心（ハート）・考え方（マインド）・体。これら三位一体が整うことを目的に治療します。ですから僕たちは薬を飲んで症状が治まったことが治ったは思わないのです。奥が深いですね～。