Well being

3月に入り少しづつ暖かくなってきました。世の中は戦争、ウイルス、天災、経済不安と激動な時代に突入しているようです。

1970年代からの平均寿命は30歳以上増加し、国内総生産であるGDPも40%近く上昇しています。つまり日本は命の時間とお金を手に入れたのです。

しかし問題は『生活満足度は変わらない』のです。長生きしてもお金持ちに(生活に不自由ない状態)なっても心は満たされていないということです。

これを打開する考えが『well being』という考え方。これは心も体も良い状態(満足)で幸せを感じていることです。これが持続することが今後の課題です。

日本の医療に関して病気→健康の方向しかなく、健康→幸せ・満足いく生活に至る医療が実は東洋医学の未病、養生があてはまるのです。

鍼灸は痛い、熱いという先入観(イメージ)が強いですが、一度受けた方のほとんどがリラックスをし心地よかった、凄くよく眠れたなど感じて頂いております。鍼灸は未病を治することが本分でありますのでまさにこれからの医療であると感じております。病気になって治療するのではなく、病気にならない心身状態、社会にしていくことが重要になってくるでしょう。

以前からお伝えしていましたが、痛みが楽になったから来院しない。ではなく悪くならないように定期的なメンテナンスが大切になるということなのです。

鍼灸のイメージ変わりましたか?